ロバとコーヒー

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あけましておめでとうございます!

あっというまに前回の更新から1年が経ってしまいました。
ご無沙汰しておりました。
色々なことがありました。
きっと皆さんもそうだと思います。
先日、仕事場で隣に座っている人が
「健康は、命よりだいじや」
ぽつりと言いました。
ほんまやなー、と思いました。
ぼちぼちやっていこうと思います。
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# by donkey-coffee | 2009-01-07 22:24 | さまざま

阪神大震災から13年目

 13年前の今日、午前5時46分。

 私は、まだ真っ暗の中、仕事場へと自転車をこいでいた。
 その頃も大阪市内に住んでいて、中央卸売市場の魚屋で6時から働いていたのだった。

 
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                                 「働人々」 by 祖父

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# by donkey-coffee | 2008-01-17 21:57 | さまざま

エーリヒ・ケストナーという作家

 明けましておめでとうございます。
 今年があなたにとって最高にHAPPYな一年となりますように!!!
 
 今日、ここでは雨が降りました。
 大阪では、冬が一番好きです。
 よく晴れた日が続いて、空気がキンッてしてて。
 中学の時に買ってもらった電気ストーブ1個だけでやっていけます。

 エーリヒ・ケストナーという作家を、漫画家の三原順と同じくらい愛しています。
 2人とも、小学校の時からお世話になってました。
 あー、こう書いてみたら、私はシニカルな物の見方をする作家が、それをためらわずに表現する作家が好きなのかなー、って思いました。

 ケストナーは、ドイツ人で、政治なんかの風刺詩を書いて世に出ました。
 でも世界的に有名になったのは、彼が書いた子どものための本によってです。
 
 「エーミールと探偵たち」
 「飛ぶ教室」
 「ふたりのロッテ」
 「五月三十五日」などなど。

 タイトルを書くだけで、わくわくしてきまーす。
 
 加えて、ヴァルター・トリーアの素晴らしい素晴らしい挿絵。 
 岩波書店の布張りの美しい装丁。
 ぜーたくですなー。

 ゴツゴツしてなんにでも引っかかってた子どもの自分を力強い冒険に連れてってくれました。
 魅力的な登場人物たちを友人にしてくれました。

 そんな彼のほとんどの本が、ナチスに焼かれてしまいました。
 出版禁止になって、逮捕状もでました。

 でもケストナーは物語を書き続けて出版し続けました。
 他の作家たちが亡命していくのに、「ドイツを見届ける」と言って、戦争が終わるまで国内にとどまり続けました。 
 
 

 「一杯の珈琲から」
 という大人向けの小説は、軽くしゃれたロマコメ的な話で、これも大好きです。




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「昔の兵隊さんの食事風景」 by my 祖父
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# by donkey-coffee | 2008-01-07 23:24 | 好きな本

では、良いお年をお迎えください(^-^)/

 昨日6kg近くあるプリンターを抱えて帰り、泣きながらイモ判を作り、ようやっと年賀状ができあがりました。
 なんで毎年毎年こんな苦労して作るんやろう?
 作るって分かってるのに、何の動物をモチーフにするかも分かってるのに。
 なぜ、ここまでせっぱつまるのか?
 自分でも不思議や。
 今日は夕方実家に帰るんで、朝から必死の大掃除。

 いかがお過ごしですか?
 来年があなたにとっても、いい年になることを祈りつつ。
 よいお年をー!!!
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「昔の兵隊さんの食事風景in中国」
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# by donkey-coffee | 2007-12-30 14:30 | さまざま

年賀状、遠し・・・・

今年は処処の事情により、年賀状をイモ版でつくることになりました。
明日は朝一番で、プリンターを買いに行ってきます(T-T)
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「昔の中国の写真」by my 祖父
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# by donkey-coffee | 2007-12-28 20:45 | さまざま

奈良のお話

 仕事場で、私の向かいに座ってるおじさんが、奈良市在住で。
 育ったのは福井県らしいんだけど、やたら奈良のお祭りに詳しい。

 2年前、東大寺二月堂の「お水取り」を教えてくれたのも彼だし。

 先日は12月の15~18日までやっていた春日若宮の「おん祭」のパンフレットをくれた。

 平安末期の西暦1136年から1回も途切れずに1000年近く続いてるんだそうで。
 
 希望者は「おん祭」のレクチャーも受けられるらしい。
 
 そういや、「お水取り」も1200年以上途切れず続いてたっけー。
 さすが、奈良。

 で、このおじさんが、昨日の朝礼の時のスピーチで
 「この時期は、ちょうど家を出るときに、東大寺の鐘の音が聞こえます」
って。

 おーーー、風情のある話じゃーーー。

 おじさんの言うところによると、奈良市内の寺は日の出日の入りに鐘を鳴らすという。

 へーーーー、知らんかったーーー!!

 だから夏はすごく早朝にたくさんの寺の鐘が響き渡るんだそう。

 へーーー、なんか前に行ったトルコで日の入りに響いていたアザーンとかが頭にうかんでワクワクした。

 「とするとー」

 と、朝礼が終わったあと、机の上に乗り出して聞いた。

 「奈良市内の寺がいっせいに鳴らすんですかー?」

 おじさんは静かに笑って首を振る。

 「いや、それぞれずらして順番に鳴らしてるわ」

 まー、1000年以上鳴らし続けてるんやろから、順番もおのずと決まってくるやろ。

 「東大寺が一番最初。寺によって鐘の音の色がいちいち違うねん。最後に薬師寺のかん高い音が響いて、終わりや」

 「へーー、薬師寺の鐘の音ってかん高いんですかーーー?」

 「うん、かん高いねーー」

 なんかうらやましー!

 しかし、今晩、ネットで調べても上記のようなことが事実か確かめられなかった。
 お寺のサイトにもそんなこと書いてないしーーー、おーい。

 連休明けたらもう一回確かめてみるべし。
 本当だったらいいのにな。

 大阪市内のごみごみした所に住んでいると、鐘の音なんて、まー聞かない。
 天王寺まで行くとまた違うと思うけど、私の住んでるとこなんて、隣が寺というのに、鐘鳴らしたことない。年末はいないんで、除夜の鐘は知らんけどー。
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「昔の中国の写真」
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# by donkey-coffee | 2007-12-21 23:00 | さまざま

「燃えよ剣」 下巻

 「新撰組」といえば、一番最初に浮かぶのは、今まで近藤勇、だった。
 なんせ局長だし。
 土方歳三とか、沖田総司とかは、主要な華やかな脇役、みたいなイメージだった。

 でも、この本読むと、「新撰組」を「新撰組」たらしめたというか、プロデュースしたのは、土方歳三だったんだって。

  土方歳三って、背がでかくてやたら女にもてた、近藤の幼なじみってくらいしか知識がなかった。

 でもこの本読むと、「鬼」としか呼べなくなる。
 ものすごい数の死線を、当然のように生き残っていったから。
 いつも一番最初に走り出して。
 敵に向かって。

 1分1秒、毎日「死」を意識しながら、長い間生きてたから。 
 どんどん人殺しの剣が上達していく。
 戦術も実戦でさらに磨きがかかる。

 チビ助の時からの根っからの「喧嘩師」。

 無愛想で陰険だと、嫌いになる人も多かった。

 でも、ハーレクインロマンスのような純粋な恋を大切につらぬくし、一緒に戦った仲間を非常に大切にした。
 無愛想な顔して。
 最後は「死にたい」と思って死んだ。
 その理由というか動機がかわいそうだった。

 モノスゴイ武運を持ってるのに、かわいそうに思えるところが、マンガ家・木原敏江が何作も描くところの「鬼」のイメージと重なる。
  
 戒名が3つもあるという。
 いろんな場所で人々が彼の死をいたんで弔ったから。

 坂本龍馬もそうだけど、この人もこの日本に本当に生きていたのだ。

 そう思うと、ほんとうに不思議。
 ほんとうにほんとうに、不思議。


 (木原敏江は「新撰組」のマンガを描いている。タイトル「天まであがれ!」。今回の小説を読んでるとき、「天まであがれ!」のキャラが違和感なく浮かんできた。さすが木原さんー!すごい調べてキャラ作ってたんやなー、とこれも感動)

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「昔の中国の写真」
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# by donkey-coffee | 2007-12-20 20:22 | 好きな本

司馬遼太郎「燃えよ剣」 上巻

 夏から秋にかけて、まったく気力がでなかったので。
 この11月も終わりにきて、こまごました私事の事務作業がシャレならんくらいにたまってしまってる。
 昨日はやっと15分できた。やっと。
 ああ。
 夕飯がっつり食するのやめねばー。
 毎日150%くらい詰め込むんで、あと頭がボーッとなって、考え事ができない。
 大概はそのままお眠りモードにはいってしまう(T-T)。
 どうしたら気力がわいてくるんだろう。


 ところで、湯沸し器の温度設定がおかしくなってしまって、最強にしても40度位。
 夏の間は最弱にしても熱湯みたいやったくせにー!
 お風呂嫌いな私ですが、最近は傷にもいいので湯船につかるようにしてますの。Ohoho!
 なのに湯船にためても、たまった頃にはぬるくて入れないー。
 大家に電話するのうっとーしー、イヤやなーーーー(T=T)。

 
 今、司馬遼太郎の「燃えよ剣」読んでます。
 おもしろーーーーー!
 ご多分にもれずといいますか、私も氏の小説「竜馬がゆく」にはまったクチでーす。
 だから竜馬たちと敵対していた新選組が大嫌いになりまして、新選組が舞台の「燃えよ剣」は
長い間読む気がしなかったんですが。
 これも大好きな作家の田辺聖子が「『燃えよ剣』カッコイイ~」とエッセイで書いてたのが頭から離れなくて、やっぱし司馬遼太郎の代表作のひとつだったら読まねば、と思って図書館で借りました。
 うーん、司馬遼太郎やっぱしうましーーー
 人間って絶対悪とか絶対善とかないよね、みんな自分が大切だと思うものを大切にして生きてるだけ、立つ場所が違っただけで、って思い知れる。
 「燃えよ剣」の登場人物たちも、一生懸命生きてる魅力的な人間達だったよ。
 今読んでるのは、上巻の終わりかけ。
 まだ下巻残ってるのが嬉しい。
 その間、彼らは華やかに私の頭の中で生きててくれるから。
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# by donkey-coffee | 2007-11-27 22:47 | 好きな本

ブログ「旅の報告」

 この秋、愛しのイトコと叔母さんがヨーロッパ旅行に出かけまして、あっちこっちで色んな目にあってきて、その臨場感あふれるお土産話をブログに書いています。
 よかったら是非読んでみて下さい。
 このブログの左側の「エキサイトブログ」という欄でリンクしてますんでー。
 特に旅するヘビースモーカーの悲哀が、じーんと伝わってきますyo(^-^)//
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# by donkey-coffee | 2007-11-27 08:48 | のどかな旅

ビスケットが3つ

 左側の「エキサイトブログ」という欄に「ビスケットが3つ」というタイトルが出ていますが、これは私ヨコチョコがぼちぼち作ってる絵本おひろめブログです。
 たまーに覘いてやって下さいね。

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# by donkey-coffee | 2007-11-22 12:57 | さまざま

キャラメル大好き!

 久しぶりにミルキーを噛んだら、3個目で右上の奥歯の詰物がポロリ。
 うぎゃー。
 ずっと前、ハイソフト噛んで取れたのに。学習できてない私。
 でも森永のミルクキャラメルでもグリコのアーモンドキャラメルでもいくら噛んでも大丈夫だったんだーなのにー。
 熱いコーヒーがいきなりしみるー。とほほー。
 そっこー新しい歯医者を探さなきゃあ。
 でも医者ってほんと当たり外れあるからねー。気が重いよ。
 家の近所で通勤路にある歯医者に電話してみる。
 翌日金曜日の予約があっさり取れた。
 っていうのもなんだかなー。
 むちゃ暇?むちゃ人気なし?
 まー、詰物戻すだけだから。様子見ということにしよう。
 翌朝、用事ができて、予約をキャンセルした。
 すぐに次の月曜日の予約が取れた。
 ほんまに人気ないねんけど。
 以前住んでたとこの歯医者は、初診は1ヶ月待ちとか言われたから。
 でも選挙の投票所への地図にもただ「歯医者」と書かれて目印にされてるしな。
 とにかく行ってみます。
 
 
 で、月曜の夜、行ってきました。
 入ると客が一人しか待ってなかった。
 たいがい夜の7時前なんて、客でぎゅうぎゅう、スリッパも立つところもねー!って。
 そのたった一人の待ち客もすぐ診察室へ入って行った。
 ソファーに一人で座る。
 もうここ来るのやめとこモード一気に上昇。
 が、何気に端の本棚に目をやると、マンガ「NANA」全巻がっ!!
 いっぺん読んでみたかったんよねー。
 でも私本読むの遅いから(3時間で5冊平均)、漫画喫茶で選ぶのためらってたんす。
 おおおお「NANA」がー!!
 第1巻を手に取り、おもむろに読みだす。
 のろのろと読んでいると、当然の如く名前を呼ばれる。
 ああ、ずっとここに通いたい、どうか実はすばらしい医者でありますように!!


 ところで最近、写真マニアの方々のブログによく行ってます。
 「お気に入り」に入れてるのは4件なんですが、みなさんすっごい上手~!感動します~。
 朝、会社来てPC立ち上げ、ぼーっと色んな国のwarmingな風景写真を眺めると、半分ブルーな気分がなごみますね~。
 かっちょいいのを壁紙に使わせてもらったりして。
 ちょっとウキウキ。
 自分の方は全然更新してないのに、人のには毎日の更新を望んだりして。
 私も来月誕生月なんで、パワー溜まっていってるはずですが。

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# by donkey-coffee | 2007-11-21 08:51 | さまざま

脳内メーカーって・・・

 流行(終わった?)の脳内メーカーを、本名でやってみた。
 

「悪」

 の一文字だけが、外側を覆って、内はカラッポになってた。

 しばらく、呆然・・・

 ってしたけど、まーそんなもんか、って思った。


 何回やっても、一緒だった。


 まー、そんなもんか。
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# by donkey-coffee | 2007-10-08 22:49 | さまざま

京都に行ったよん

 こないだ、母様と一緒に京都へ行ってきました。
 母様とは、5月の手術の少し前に、一緒に有馬温泉に行って、ふたりでホッコリホッコリ楽しんだけれど。その時まだ乳がんのこと、言えてなくて、「なーんも気にせんと(気にさせんと)、母様とお風呂はいんの、これが最後かなー」って、ちょっと1人うるうるしながら、1秒1秒を楽しんだのでしたが。
 今回の京都では、母様は、部屋に露天風呂がついてる部屋を取ってくれました。
 すごいゴージャスな気分。
 のぼせやすい、お風呂嫌いの私ですが、さすが露天風呂、いつまでも全然のぼせない。
 雨の朝にも入りました。
 もうぽかぽか。
 傷には湯船は効きますねーーー。
 その後、かなり楽になりましたよ。
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# by donkey-coffee | 2007-10-08 20:02 | さまざま

来るぞ来るぞ来るぞ来るぞ♪

 今日、先ほど、スペシャル番組のため「はねるのトビラ」がないので「ヘキサゴン」も見る気が失せてチャンネルを変えてたら、1年ぶりに「サスケ」に出会った。
 ミーハーに好きなんですよ、これ。
 去年の長野さんのファイナルクリア、感動しましたー。
 もう1年たってんねー。はやー。
 しっかり2時間見てしまいましたが、今回セカンドステージへ行けたのたったの2人。
 それもオールスターズはファーストで全滅!
 白鳥くーん!長野さーん!ありえーん!
 みなさんも夏バテなんでしょうか???

 ひろぶ様がこの秋、とうとう、ママと2人でギリシャ他もろもろ旅に出られることになって、本当に嬉しいです。
 色んな国を渡り歩くと、神経が疲れやすくなると思うので、できるだけゆっくりしたペースで、自分好みの旅をしてって下さい。
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# by donkey-coffee | 2007-09-19 21:38 | さまざま

ヨコチョコのリハビリ

 お元気でやってますか?
 私といえば寄る年波か夏ばてかはたまた癌の再発防止薬の副作用か(おかげさまで、今のところ顕著な症状はでてません)、気力がパタリと途絶えたまま時間がさらさらと流れていってます。
 でも今週になってようやく朝には涼しい風が吹くようになって、なんか退院後バカに拍車がかかった観のある私の灰色の脳みそもちょっと目を覚ましたみたいで。
 掃除をしたりして、インターネットもつながりました。
 毎日仕事以外はボーッとしてるだけなので、私のような小物はろくなことを考えず、小さな事にもいちいちいちいち腹を立て、細かい意地悪をしたりして自己嫌悪を増産させる、本当にろくなことしてませんでした。
 という事で、心と脳みそのリハビリを始めようと思います。
 と言っても、したいことをするだけなんですが、そんな事もできずに時間をだだもらしていましたので。
 そうしてても楽しいなら問題ないんですが、楽なだけで、楽しくはない。かえって自己嫌悪におちいり鬱々となっていく。
 「ほとほと うんざり」。これを座右の銘といいますか、自分へのハナムケの言葉にして、リハビリ、始めます。

 まずは、ここで宣言させてください。
 独りだとあっという間に挫折(という響きすらおこがましいくらいに軽く)してしまうので。

 ①1ヶ月に1作童話を作る。
 ②部屋にある荷物の3分の1は捨てる。
 突然はりきるのは怖いので、始めはこの2点から。
 ①は成果を確かめてもらえるのでがんばれそう。1ヶ月ごとに載せます。

 では。

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# by donkey-coffee | 2007-09-15 23:37 | さまざま

これは夏バテなのかしら・・・

 まだ家のパソコン、インターネットにつながりません。ああ、後ちょっぴりでいいから、気力と記憶力が欲しい。
 なぜか手元には、モデムやらなんやら全てつながってからの説明書しかない。
 でもあれこれやってみて分かったことは、まだちゃんとつながってない、ということだ。
 サポートセンターへ電話する気力が欲しい。。。
 基本、電話嫌いなんで、よけい気力欲しいっす。。。
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# by donkey-coffee | 2007-09-06 08:39 | さまざま

また止まってます・・・

 先日、ケーブルテレビの取り付け工事の際にネットのプロバイダーを軽く変えてしまいまして、乳がんのホルモン療法のための投薬も始めて、だからなのか妙にだるいし、夏風邪をもひきこんで、ためにゴロゴロしてて全然接続とかできてなくて、使えていません。
 これはまたもや仕事場のパソで入力しております。
 
 接続よりまず部屋の片付けなんですが・・・
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# by donkey-coffee | 2007-08-29 08:48 | さまざま

イドラ島 カミニア村を眺めました

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 向こうにね、夕日が沈むんですわ。
 私ね、この島で見る夕焼け、ほんまに好きでね。
 毎日、毎回、泣きたいような、なんかジーンとするね、気持ちになんねよ。
 1度ね、私と同じ年くらいの地元のギリシャ人姉妹とね、海水浴の帰りにね、道端で夕日が沈むの1時間くらいボーーーーーッと、眺めててね。
 そん時に、ギリシャ人の時間の使い方好きやなー、って、思ってん。

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# by donkey-coffee | 2007-08-22 22:03 | ギリシャ

イドラ島 ロバとコーヒー

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 ロバは、石畳の道を、カチカチと歩く。
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# by donkey-coffee | 2007-08-21 22:34 | ギリシャ

ギリシャからの電話

 昨日の夜中1時に、ギリシャから電話がかかってきた。
 むちゃ仲良くさしてもらってたギリシャ人一家で、この正月にも2回電話をくれたのにプチうつ状態の私は居留守を使ってでなかった。
 その2回とも、長々とメッセージを残してくれとった。
 それを何十回も聞きなおしては出なかったことを後悔してた。
 その後悔の気持ちには、彼らにひどいことしたってのもあるけど、電話番号の書かれた手紙をどっかへやってしまい、自分からかけなおせないっつーのと、ギリシャ語ほとんど忘れてるから自分からかけて言い訳を相手に伝えれんやろう、という気持ちも大きくあった。
 1時にかかってきた時、本読みながらほぼ寝てた。
 でも今度出んかったらまた後悔するっ、と思って出た。
 唯でさえヒアリングむちゃ出きんよーになってんのに、半分寝ぼけ、向こうは喜んでの早口のギリシャ語。。。
 入院してたこと言おーと思ったのに、ギリシャ語挨拶の流れでさらりと「私は元気」と答えて一瞬思考がストップして後、全く何言ってるか理解できず。
 あわあわ言ってる間に一番仲良しのおばちゃんに変わる。
 今度こそ入院してたこと言おうと思ったのに、また挨拶の口癖で「元気」と答えてしまい真っ白。。。。
 ギリシャ語の洪水に下手に返事して訳分からん誤解招いたらアカンッ、と必死で集中して聞くも、分かったのは「手紙書いてね」くらいだった。
 ぜー、ぜー、
 ぐったりとベッドに寝転んだら、またもやギリシャから電話が。
 別の仲良しの女性からだった。
 びっくし。
 私の調子が良くないみたいやから、あんた掛けてみてって、さっきのおばちゃんから電話番号教えられたそうで。
 この人は(マリアンナです)英語が話せるんで、なんとか、もー思い切しのカタコトで自分の現状を伝えて励ましてもらって切った。
 その間、頭、覚めず。。。。。。
 ほんまに最近、頭使ってなかったなー。。。と、しみじみ思ったよーーー(T^T)

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# by donkey-coffee | 2007-08-18 23:13 | ギリシャ

冬にあった小さな神話⑦

 その夜、マリアンナの店は10時で閉めて、そろって港のレストランバーへ行った。
 そこには、家で新年を迎える気のない外国人家族や若いギリシャ人が大勢集まってきてて、テレビではやっぱり新年までのカウントダウンとかやってて、めでたく年が明けたときは盛り上がりのキスの嵐となった。
 その後は、えんえんと飲んだり踊ったりして楽しくすごして、その時にフランス人の舞台女優だという人にダンスのステップを色々教えてもらったんだけど、次の日にはすっかり忘れてしまった。
 元旦でも、ふだん通りどの店も開いていて、私もマリアンナの店でいつものように過ごした。結局、1日の大半を彼らのそばで過ごしていた。
 このイドラ島は、道も家も石造りで古くて、まるで迷路のように道が入り組んでいる。私は土地勘があるほうで、初めての場所でもあまり迷ったりしないんだけど、ここではあきれるほどよく迷った。最後には階段を降り続けさえすれば、海に出られるんだけど。
 道は1本1本に個性があって、迷ってても楽しかった。
 家と家の間の路地に石のアーチが掛かっているところもあって、そこには大きな壷がいくつか、飾りかどうか分からないぐらい無造作に置かれている。
 その暗い回廊に開けられた家の窓には白いレースのカーテンがきっちりと閉まってて、シエスタの時間なので道には誰もいなくて、そうしてさ迷っていると段々、幻想的な気分に浸っていく。
 冬のイドラ島には、作曲家などが制作のためにこもりに来るという。この静けさと人と人との気持ちの近さが、この小さな島の冬を魅力的にしてるんだと思う。
 「ここは、春の復活祭の頃が、1番美しいんだよ」
 と、私を友人と見てくれた中の1人が言った。
 ここまで来なかったらこの人達には出会えなかったという事に、不思議なものを感じてたので、「その頃、帰ってくるね」と答えた。
 1月3日、再び旅行者になった私を、フラッペーばかりおごってくれたアメリカ人の詩人のおばさんとオーストリア人の小説家志望の女の子が見送ってくれた。
 また日本人でいっぱいのクルーズ船に乗って、アテネへ帰ってきた。
 この頃には100円ほどで満足できる私好みのギリシャ風ファーストフードも色々覚えて、幸せに過ごすことができた。
 結局アクロポリスの丘へは登らず、待っていたカイロのKさんにも会えなかったけど、ギリシャは、私の特別な場所になってた。
                                     <おわり>

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# by donkey-coffee | 2007-08-18 22:38 | ギリシャ

冬にあった小さな神話⑥

 クリスマスも終わって年末になった。だけどここには、あわただしい空気が全然うまれない。いつものように、どうやって食べていってんのかー?と不安になるようなテンポで穏やかに過ごしている。
 その頃からマリアンナの店は昼間も開けるようになった。と言っても、店番はいつもいるスタマティスだ。彼とマノリスは赤ワインを飲みながら、1日中店でおしゃべりし続けている。
 冬の太陽でも、白い壁に反射して充分まぶしい外から見ると、店の中はまっくらけだ。
 港に近くていかにも観光客が喜びそうな風情をした店なので、みんな前で写真を撮ったりはするけど、まっくらなので中々入ってこない。たまにアメリカ人の老夫婦なんかがためらいがちに入ってきて席に落ち着くと、ようやくスタマティスは話すのを止めて注文を受ける。
 私は彼が入れてくれた不思議にまずいコーヒーを飲みながら、彼らのギリシャ語をBGMにして、何時間もそこで本を読んだり手紙を書いたりしていた。
 夜は夜で、なんやかんや夜中の2時頃まで仲良くなった5、6人で話していると、マリアンナが豪華な夜食をご馳走してくれる。ありがたいけど、こんなに商売っけがなくていいんだろうか、っ て不安をすごい感じる。クリスマスパーティーも無料だったし。
 おおみそかの日に、となり村のカミニヤまで、ぶらぶらと海岸沿いの石畳の道を歩いた。車がまったく通らない道は、いつまでも自分のペースで歩けるので快適だ。
 空気は暖かく、海は波もおだやかになってて、見下ろすと暗く深くすきとおっている。
 カミニヤまではゆっくり歩いても20分たらずで着くけど、着く手前に、海へ降りる階段を見つけた。そこは夏には海水浴場になるんだろうけど、今はただの砂利浜だ。
 夕焼けがはじまってて、もう、鳥も鳴かないし犬もほえない。エンジン音がどこからも響いてこない空気は、それだけで心も静まっていく。
 水平線の近くには島影が長く重なって、向こうに沈む夕日のために紫から深い藍色へと変わっていってる。
 その手前の海には、小さな十字架の立った小さな岩が浮かんでて、空と同じばら色に染まっていた。
 足もとの岩にあたるゆるい波の音が静けさをさらに強めて、じっと立ってると、天国ってこんな所じゃないかなー、と思えた。
 ここに立ってる自分が不思議で、嬉しかった。

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# by donkey-coffee | 2007-08-10 21:37 | ギリシャ

冬にあった小さな神話⑤

 夕方、マークの恋人のカレンが、オーストラリアの親に電話をしたいというので、ギリシャの自由人スタマティスが夏の間だけバイトしている海沿いのバーまで皆で行った。

 「イシヒーヤ」
 と、港を歩きながらマノリスがギリシャ語でつぶやいた。
 意味を聞くと「静かだなー、って言ったんだよ」
 本当に波の音以外なんにも聞こえない。
 外には誰もいなくて店も全部閉まっていて、石造りの港が波のしぶきで濡れているだけだった。
 この当時は国際電話は電話局でつないでもらうしかなく、そこも冬季は昼間の2、3時間しか開いてない。
 閉め切っていたバーは、海にせり出した崖の上に建っていて、大きなフランス窓の向こうにはペロポネソス半島の灯りがいくつか見える。
 電気が止まってるので、でかいボトルにろうそくを差した。そのボトルにはカラフルな色のろうが、すでに幾重にも固まってなだれ落ちていた。
 2本のろうそくを立てて、そこで飲みだした。隅で受話器を抱えながら「ハッピークリスマス」とカレンが笑ってる。小さなステージの上に置かれたグランドピアノで、マークが「イマジン」を弾きだした。
 バーの広いバルコニーの真下からは、岩に打ちつける波の咆哮が響いてくる。そっちへ降りる鉄製の階段に足をかけると、かすかな潮の香りと湿った空気に包まれて、私は今ここにいることが、すごく嬉しくなってきた。
 夜は、向かいのマリアンナの店で、外国人常連客達のパーティーがあった。
 他の所でパーティーをしていた人たちが集まってきて、たくさんのご馳走とお酒が出た。
 そこで皆に紹介された時、「ベリー ウエルカム!」と言ってもらえて、やっぱり行った先でそんな風に言ってもらえるのは感動した。
 ギリシャ人のスタマティスが犬を連れていたので名前を聞くと、「ティポタ」と言う。へー、ティポタ、かわいい名前だね、と言うと、周りがどっと笑った。
 「ティポタ」は「ない」という意味のギリシャ語なのだった。

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# by donkey-coffee | 2007-08-09 22:29 | ギリシャ

冬にあった小さな神話⑤

 このマノリスは、12月24日に自分の家でするクリスマスパーティーにも誘ってくれた。
 私は知らなかったんだけど、普通キリスト教圏ではクリスマスは家族と一緒に過ごすものだそうで、外は静まりかえってしまうので、この人に誘ってもらわなければ、私は生まれて初めての寂しいクリスマスを迎えてしまうところだった。
 24日、そのパーティーは昼過ぎに始まった。マノリスの他には5人集まったのが、シリア、オーストラリア、アイルランド、ギリシャ、そして私日本出身者という20~30才代の人間だった。
 このメンバーの共通語は英語だった。
 ほとんど聞き取れない。ここにいて大丈夫か私。
 アイルランド人のマークとマノリスが早口でしゃべってるのを、さも分かってる感じで聞き流していると、突然こっちに話を振るのでおたおたする。
 私以外の外国人は、みんなこの島に惚れて居ついてる長期滞在者なので、実はギリシャ語もぺらぺらなのであった。
 それぞれ持ち寄った色んなお酒を飲みながら、マノリス手作りの料理や歯にしみる甘いケーキを食べた。
 ラジオからは低く「リトル・ドラマー・ボーイ」の曲が流れてくる。

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# by donkey-coffee | 2007-08-07 22:50 | ギリシャ

冬にあった小さな神話④

 翌日は、めあての食堂があった。
 宿からすぐの所にあるかわいい店で、きのう夕飯の帰りに開いているのを見てたので、今日はそこへ行ってみようと思った。
 6時半まで待って店へ行ってみると、はたして閉まっていた。
しょんぼりして帰ろうかと思った時、閉まったドアから灯りがもれて、人の話し声が聞こえるのに気づいた。
ノックしてみると、中年の細身のギリシャ人女性が顔を出した。
 「開いてますか?」
 「いいえ。開くのは7時からなの」
 がーん。
 ギリシャでは、夕食は9時くらいからが普通なんだそうだ。
 女性の横から初老の男性が顔を出した。明るい表情をした毛深いギリシャ人。彼は店と路地をはさんで向かいにある自分の家で、店が開くまでお茶でも飲まないか、と誘ってきた。
 まあ、目の前の家だし、と中へ入れてもらった。
 石造りの小さい、いごこちの良さそうな家だった。
 ドアを入ってすぐの左手にはバスルームがあり、奥は小ぢんまりしたリビングダイニングキッチン。キッチンの蛇口からはお湯も出るし、コンロは電熱器だった。壁には青いじゅうたんが掛かっていた。
 彼は名前をマノリスといって、紅茶を2杯も入れてくれて、飲みながら簡単な英語で色んな話をした。
 8時過ぎに彼女マリアンナの店に行くと、はたして店内はほぼ満員になっていてびっくりした。この島に、こんなに人がいたのかー?って感じ。
 店の中に一歩入って、中の空気にまたびっくりした。客は1人でとか数人でとか来てたりするけど、この島で冬を越す常連客ばかりで、その広くもない店内でくつろぎきってる。
 なんか、知らない家族の家に勝手に入ってしまったみたいな疎外感を感じた。
 さっきのマノリスのおかげで何人かの人と知り合いになれて助かったけど、ここのチキンスープもぬるかった。
 ギリシャでは冬には安宿に泊まらない方がいい。部屋は厳しい真夏仕様になってるので、窓からは日光が全く入らず、熱いシャワーはちょっぴりしか使えず、床は石とかタイルなので足がしんしんと冷えていく。
 その上、食べ物がとりあえず、ぬるい。
 あつあつのウドンがすごく食べたかった。

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# by donkey-coffee | 2007-08-06 20:01 | ギリシャ

冬にあった小さな神話③

 1時間ほど停泊していたクルーズ船も帰った後の港は、さらに静かだった。クルーズ船のためだけに開いていた店もあって、ただでさえ少ない開いている店がさらに減っていた。
 夕方の6時になったので、夕飯を取ろうと思って港周辺をウロウロしても、中々営業中の食堂が見つからない。やっと開いている店を見つけたけど、客は誰もいなかった。
 「メニューある?」
席について聞いても、ギリシャ語で返事をするので全然分からない。分からないんだけどー、という顔をするとその兄ちゃんは私を奥へ呼びよせて、ガラスケースの中に並んだ3つの鍋を見せた。どうやらこれがこの時期のメニューらしい。
 ぬるい野菜シチューをすすっている間も、客はただの1人も来なかった。
 ほとんど人に会わない。
なんてさびしい島だろう。と、私は結構がっかりした。
 食べ終わって店を出るとすでに暗い。
 街灯がぼ――と辺りに光を広げている向こうから、波の音が大きく響いてくる。
 本当にクリスマスの3日前なんかなー。
アテネでも店のショーウインドウは華やかだったし、シンタグマ広場にはキリスト生誕のシーンを模した等身大の人形が飾られてあって、雰囲気をもりあげてたのに。ここではクリスマスツリーさえ見かけない。

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# by donkey-coffee | 2007-08-05 23:03 | ギリシャ

冬にあった小さな神話②

 出発地のピレウスの港には、ギリシャの国旗がたくさんひるがえっていた。
 デッキに座って、アテネがスモッグの灰色に包まれているのを眺めた。
 船はまずピレウス港に1番近いエギナ島、ひなびたポロス島に寄って、人口3000人の小さなイドラ島に着いたのは、午後3時頃だった。下船許可証をもらっておりると、周りには毛並みのきれいなアイソのいい猫が20匹ほどウロチョロしてる。
 港の海を背にして立つと茶色の屋根、白い壁、そして窓とドアがカラフルに塗り分けられた小さな家がぎっしりと後ろの岩山の中腹まで並んでいる。
わずかに夕暮れのきざしが感じられる港は静かだった。
 というのもこのイドラ島は、車とバイクの乗り入れが全面的に禁止されているからで、その代わりにロバが石畳の道をカチカチと歩いてゴミも集めて回るのだった。
 小さな港を囲むようにして建っているたくさんの店は、ほとんどが閉まっていた。11月から3月頃までは観光のオフシーズンになるからだ。
大きな修道院の裏に、宿の紹介もしてくれるツーリストポリスの事務所があるはずなんだけど、探しても見つからない。
 それらしき建物には看板もなくて、中はただガラーンとしている。
 後で知ったけど、ポリスの事務所はここの2階だった。けどなんの目印も見つけられなくて、ちょうど通りかかったギリシャ人のおじさんが宿を紹介してくれた。港から歩いて2分ほどの所にあるペンション「エフィ」。ツインのトイレ・シャワー付きで、私が最初に言った金額2000ドラクマはこの季節にはいい値段で、きっと1000と言っても泊めてくれたと思う。
 部屋に満足すると、港で土産物屋もやってるオーナーは玄関と部屋のカギ2個をくれて、そのまま店へ戻ろうとした。
私はまだ自分の名前すら言ってない。10日後、1ドラクメも払わずに逃亡する自分の姿が浮かぶ。された事ないのか、親父よ?
 「お金はいつ払えばいいの?」
 と聞くと、いつでもいいよー、と面倒くさそうなジェスチャーをするので、逃亡する自分におびえる私は、毎日払う約束をした。
 このペンション「エフィ」には、最後まで他の泊り客は1人も来なかった。   <つづく>

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# by donkey-coffee | 2007-08-03 23:02 | ギリシャ

冬にあった小さな神話①

 お久しぶりですー。
 とりあえず、リハビリ的にということで、私がはるか昔に初めてギリシャに行ったときに書いた文章を、加筆訂正をくわえて載っけることにします。では、はじまり~

 でだしは、早や一昔前、15年ほど前の12月14日、夜の8時頃のこと。

 エジプトのカイロから乗った飛行機は、ギリシャの首都アテネに着いた。
 ぶらぶら旅を続けていた私がカイロの空港に行ってみると、乗る予定の飛行機がいきなり6時間も遅れてて、初めての国へ入るのにはヤバイ時間になってしまった。
 アテネもまだ暖かくて、カイロとの気温差はあまり感じなかった。
 空港でとりあえず100ドルだけ両替した。ドル・円共に落ち続けてて、ギリシャの通貨1ドラクメは約1円になってた。
 雨上がりの濡れた道を、シャトルバスでアテネの中心地にあるシンタグマ広場まで行って、結局カイロの空港で知り合った日本人のSさんにくっついて、旧市街地プラカにある「スチューデント・イン」という安宿へ行った。そこまで行く道はこの時間もう真っ暗で、ギリシャには何度か入国済みのSさんに会えて本当によかった。
 そこの3人部屋のドミトリーは1泊1100ドラクメだった。
 その後、2人で夕食を取りに出た。ギリシャ料理の店は一般に「タベルナ」と呼ばれてて、入り口にメニューが貼ってある。
 名物スブラキ(羊肉の串焼き)など食べようと思うけど、1皿700ドラクメ!今まで中国・エジプトと、100円ほどでお腹一杯になる所にいたからそのギャップにびびった。
 私は400ドラクメのグリーク(ギリシャ)サラダを頼んだ。グリークサラダというのは、トマト・玉ねぎ・レタスなどをオリーブオイルとワインビネガーであえて、その上にオリーブの実と、フェタという名の羊のチーズをのっけたもの。私はオリーブの実が好きじゃないので大きな感動などなかったがメニューの中で1番安かったのだ。
 フェタというこの真っ白でボロリと崩れるギリシャで1番人気のチーズには、ピンキリがあって、キリはとてもしょっぱい。この時初めて食べたんだけど、むちゃソルティー泣けた。
 
 カイロの空港で6時間の待ち時間を一緒に過ごしたSさんは、日本で設計士として働いてるそうで、半年間仕事休んで、アラブとヨーロッパをうろうろしてて、すでに20kg痩せていた。
 でも、見た目、中肉中背。てことは、これは天然ダイエット?成功?みたいな?
 私は、この時、まだはっきし言ってもろデブ!仕事のストレスで1年間で10kg以上軽くふとったからなー。
 だからSさんのその話は実に魅力的に聞こえたんだった。
 結局、私もこの13ヶ月の放浪で18kg痩せた!(今はまたゆるく小デイブ、きゃっ)
 根なし草の生活って、身体にいいかも。
  翌朝、アテネをうろついた。
 シンタグマ広場と接している幹線道路沿いに、ギリシャ神話の最高神ゼウスの神殿がある。高い鉄柵の向こうに広がる草原には、数本の崩れかけた石柱が見える。
 空は青く、日はポカポカとあたり、乾いた白い石柱は、それだけが崩れかけたままそこにあって、今のその姿が、そのまま神様の住む場所であるようなそんな気がした。
 自分の星座の守護神ゼウスの神殿を見て、私のアテネ名所観光は終わった。
 もともと古代史には興味がないので、宿から歩いて20分のアクロポリスの丘へ登るのもめんどくさい。
 その夜、1人で使ってた3人部屋に、Wさんという1才年上の日本人女性がやってきた。
 観光客に人気のサントリーニ島に1週間ほどいたけど、ずっと雨が続くし寒いしするので帰ってきたと言う。
 アテネも彼女が着いた日から雨になったのでそう言うと、そうでしょうともと、じっと窓から外を眺めていた。
 私にとってラッキーだったのは、彼女が小説を10冊ほど持ってたことだった。彼女と過ごした4日間のうち、2日間私はただ本を読んで過ごした。
 彼女はまた、材料を買い込んで部屋でサンドイッチを自分で作ることも教えてくれた。そうして、私が部屋でゴロゴロとしてる間に街をうろつきまわっては、安くておいしい食堂など見つけて連れてってくれた。
 ギリシャ風の歯にしみる甘いケーキを半分こして食べながら、彼女は、クリスマスにはトルコへ行くわと言った。
 クリスマスにイスラム圏に行くなんてもったいないー、と私は言った。
 私はできるなら、クリスマスはミーハーにローマバチカンにでも行きたかったのだ。
 でもカイロで仲良くなったKさんと年明けにアテネで会う約束をしてしまっていた。
 そこで私は、クリスマスとお正月はこの安宿を出て、エーゲ海の小さな島で過ごすことにした。なんとなくロマンチックに聞こえる、という理由だけで。
 アテネにある旅行社は、たいがい「忙しい旅行者のためのエーゲ海1日クルーズ」のチケットを扱っている。
 これは朝8時頃にアテネ市内をバスで出発して、クルーズ船で近くの港から近くの3つの島々をめぐって夕方帰ってくるというもので、リーズナブルという事もあってけっこう利用者が多い。
 このクルーズ船は毎日出てるので、途中下船してそこで何泊かした後、また次のクルーズ船に乗り込むこともできる。そこで、その船に乗り込んで他の島も眺めたあと、3つの島の中では1番海の水がすんでいるとガイドブックに書いてあったイドラ島に、10日間いることに決めた。
 12月22日、ビックリしたことに、ほぼ満員のクルーズ船の乗客は90%が日本人だった。船内放送も日本語がある。久しぶりに気がゆるんだ。  <つづく>

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# by donkey-coffee | 2007-08-02 22:18 | ギリシャ

ただいまーーー(^-^)/

 帰ってきましたーー。
 なんとか生きております。
 心配してくれてた方々、本当にどうもありがとうー!
 また更新していくんで、ぶらり寄ってくださいなーーー。
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# by donkey-coffee | 2007-07-11 08:51 | さまざま

入院するまでにクーラーを買いたいー

 きのうの朝、会社に行く途中、ずっと曇ってた空から、大粒のしずくがボタッ、ボタッ、と落ちてきたら一気にざばーっときた。
 カミナリも光る。
 わっわっわっ、と思いながら自転車をこぎこぎ、建物の軒下で雨宿り。
 少しましになったんで、またこぎ始めると、雨はさっきより勢いよくなってびしょ濡れになってしまった。まだ職場まで10分ほどかかるんで手で顔をぬぐいながら走ってたけど、たまらなくなってまた店の軒下で雨宿りした。
 5月の空気は、ずぶ濡れの人にも優しい。
 見ていると雨を透かしてまっさらな水色の空が広がっていった。
 雨宿りしたのはすごい久しぶり。
 思い返すと軽く15年ぶりだー。
 人生いつの間にか長くなってくなー。
 ほとんど止んだ雨の中をこぎ出した。
 すでに空気は乾いてて、つつじの花の強い匂いに染まってる。
 なんか空が私たち皆にキスしたような雨だった。

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# by donkey-coffee | 2007-05-18 08:36 | さまざま